男女共同参画社会が打ち出されてから、もう10年以上が経ちました。
最近では、女性の仕事に対する特集も多く組まれていて、やっと軌道に乗ってきたと言うところではないでしょうか。

女性の仕事の事に関心をもつ企業も増えてきていて、女性が役員についていたり、官職についたりと、活動の幅が広がっている事を実感する毎日です。
現在では、「専業主婦」という方が珍しいくらいになってきました。働く女性の実態についてはこちら

しかし、世の女性の中には、勘違いをしている人も多いのではないでしょうか。
女性だから立場が弱いと言う訳ではないのです。むしろ、昔から女性の方が強かったのです。

三行半と言う言葉は、離婚をする際に、別れる理由がその程度しかないと言うことの表れですが、これを突きつけていたのは、男性よりも女性の方が多かったそうです。
つまり家庭の中の中心は男性ではなく女性であって、女房に三行半を突きつけられないために、男子は出世を目指していたのです。

男性は、何かがないと行動しないタイプの人がほとんどです。
つまり、家庭があるから働くわけです。

ライオンのオスは、よく何もしないと言われていますが、敵が現れた時に、真っ向から向かっていきしんがりを務めるのはオスの役目です。
逆に言えば、それしかやらせてもらえないのです。

自然の中ですら、女性が強いのですから、これからどんどん女性の立場が上がっていくことが見て取れます。
せっかく女性の仕事が確立されてお膳立てもあるので、とりあえずは仕事をやってみて、大きな責任は男性の上司に取らせるのがいいのではないでしょうか。

これも、多くの人が勘違いをしているのですが、上司の仕事は部下の責任を取ることなのです。管理職の仕事には全体の責任も含まれているのです。
そう思えれば、もっと仕事がしやすくなるのではないでしょうか。

まだまだ女性の仕事に対して、厳しいところもあるとは思いますが、昔からの女性の強さでもって、乗り越えていってほしいものです。